活動日記  

県・県教育委員会・ならチャレンジドの恊働事業「地域社会で生きる!」特別支援生徒の社会参加および就労支援

活動日誌 2011年 8月

2011年(平成23年)8月5日

県庁ほのあかり2011 副知事 表敬訪問
●高等養護学校PTA、奈良東養護学校PTA、ならチャレンジド

奥田喜則副知事、高等養護学校生徒、奈良東養護学校生徒
稲山一八副知事



■奥田 喜則 奈良県副知事

「いろいろな経験をつんで、好きな仕事についてください。以前にも、2級
のヘルパー資格を取り、その仕事に就職された生徒もいます。県においても積極的に実習はもち
ろん就労できる場所の確保に取り組みます。

■稲山一八 奈良県副知事

「県庁印刷室、県立図書情報館の知的障害者採用に関わってきた経験を活かして、県における知 的障害者雇用の可能性がある職域を探っていきます。

県立高等養護学校2年生 

僕は、奈良県立高等養護学校2年 中南真一と申します。本年度より、生徒会本部役員(会計)として活動しています。
2年生になり、初めて経験させていただくことが、大変、多くなっています。今回のような機会も、その一つで、とても素敵な機会をいただき、ありがとうございます。
僕は、この夏休み、「グループ実習」という企業での実習を経験してきました。夏の暑さの中、 初めての場所での実習、初めての力仕事、ピッキング作業、初めて使う道具での値つけ作業… すべてが、初めてで、緊張の毎日でした。でも、終わってみると、自分ができるようになった ことが増えていて、これからの自分の可能性が、広がったような気がしました。
僕は、今まで「卒業したら、どうにか働く場所はある」と、どこかで考えていました。今回の 実習がなければ、仕事の大変さが、きっとわからなかったと思います。
僕は、この奈良県で仕事ができる大人になりたいです。もっと、もっと、沢山の経験をして、 就職を目指したいです。奈良県で取り組んでくださっているインターンシップにもチャレンジ ジしたいです。奈良県には、実習で沢山の経験をし、沢山のことを学び、力をつけていける仲間が、いっぱいいます。
僕たちの就労に、どうか、お力をかしてください。よろしくお願いいたします。
最後になりましたが、本日は、「県庁ほのあかり2011」に参加させていただき、本当にうれしいです。このような機会をいただき、ありがとうございました。

県立奈良東養護学校高等養護部3年生

高等養護部に入学して、いろいろな事業所へ実習に行きました。  
1年生では、こまどり福祉作業所、奈良コープ産業、万代へ行きました。2年生では、奈良県庁 喫茶、梅寿荘、前川株式会社、花鹿へ行きました。そのなかの奈良県庁喫茶と花鹿の仕事がとてもきにいりました。理由は、接客の仕事が自分にあっていると思ったからです。どの事業所の職員さんもとても優しくて、ていねいに仕事を教えてくれました。
私は、まえむきな性格で体力にも自信があります。就職したらこのまえむきな性格で、どんな仕事にもがんばりたいとおもいます。  
今も花鹿で十日間の実習にはげんでいます。

奥田副知事、稲山副知事の“あたたかい心”と“熱い志”にふれることができました。

NPO法人ならチャレンジド

報道関係関連ページへ