活動日記  

県・県教育委員会・ならチャレンジドの恊働事業「地域社会で生きる!」特別支援生徒の社会参加および就労支援

活動日誌 2011年 8月

2011年(平成23年)8月26日

京都市教育委員会が立積住備工業(株)へ感謝状贈呈



人はどんなときでも、対等です。
職場実習は生徒の学びの場であるとともに、社員の学びの場でもあります。たくさんの学びをもらっている私たちも、学校と生徒さんに感謝状をさしあげたいぐらいです。
このように府県を越えた私の活動は、正直なところ、批判的に見られることも多いです。「奈良の生徒の就労機会を奪わないで」と。私の夢は、誰もが当たり前に働ける会社、誰もが当たり前に暮らせる社会。その夢に、奈良とか京都とか関係あるでしょうか。
私は、地域にかかわらず、障害ある方々が当たり前に働ける社会作りのために活動しています。ならチャレンジドの活動も、地域にとどまる活動ではありません。この社会共通の、誰にでも、どこにでも通用する、普遍的な活動です。このHPで、府県を越えたこの実習に私がこめた思いを、みなさんに知っていただく機会となれば幸いです。ありがとうございました。

積水化学グループ 立積住備工業株式会社 取締役管理部長 森安 英憲

昨年10月、京都市立白河総合支援学校生徒の職場実習を受入れた立積住備工業株式会社へ、この度、京都市教育委員会から感謝状が贈呈された。(京都市立白河総合支援学校の進路担当教員が感謝状を同社へ届ける。)
京都市立白河総合支援学校は、学校が主体的に企業へ働きかけ、京都市・学校・企業の「デュアルシステム」を構築し、1年生段階から積極的に職場実習に取り組んでおり、ここ数年間、100%企業就職率を達成している。昨年は府県を越えて初めて奈良県で職場実習に取り組んだ。
白河総合支援学校の熱意、取り組み等にはいつも勇気をいただいている。

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