活動日記  

県・県教育委員会・ならチャレンジドの恊働事業「地域社会で生きる!」特別支援生徒の社会参加および就労支援

活動日誌 2011年 12月

2011年(平成23年)12月21日

「ようこそ オペラの世界へ!」
県立奈良東養護学校 地域交流コンサート

【主催】:奈良県立奈良東養護学校
奈良県・奈良県教育委員会・NPO法人ならチャレンジド

アーティスト: テノール・坂上洋一さん ソプラノ・小田垣多栄さん
        バイオリン・棚田めぐみさん ピアノ・辻川謙次さん



地域交流コンサート(ようこそオペラの世界へ)お礼の挨拶

坂上さん、小田垣さん、棚田さん、辻川さん、
今日はすてきな「オペラ」をきかせていただき、ありがとうございました。
「オペラ」という言葉は聞いたことはありましたが、じっさいに目の前で聞くのは初めてでした。
音楽の授業で、ビゼーの『カルメン』を聞いたり、『カントリーロード』や『上を向いて歩こう』を歌ったりしたことはありました。
でも、今まで聞いた曲の感じとはまったく違っていて、とてもおどろきました。かんどうしました。
「オペラ」って楽しいなぁ!って思いました。
学校の先生から、「題名のない音楽会」という番組で、「クラッシック」の曲だけではなく、
「オペラ」の曲も取り上げていると聞きました。
今日は、すてきな「オペラ」に出会ったので、これからは、「オペラ」の曲も聞いていきたいと思っています。
本当にありがとうございました。


県立奈良東養護学校 高等養護部生徒


12月21日(水)奈良東養護学校七条校舎体育館にて「奈良県新しい公共の場づくりのためのモデル事業」の取組の一環として地域交流コンサートIN奈良東養護「ようこそオペラの世界へ」が実施されました。出演アーティストは関西の様々な地域で、コンサート活動や指導者などでご活躍されている仲間で「坂上 洋一(テノール)・小田垣 多栄(ソプラノ)・棚田 めぐみ(バイオリン)辻川 謙次(ピアノ)」の4名です。 
                        今回のコンサートの企画にあたり、出演者の依頼をどうしようかと思いめぐらせているときに、私の頭の中に、以前聞いたすばらしい歌声と「一人の前でも千人の前でも、歌を歌うときはいつも同じ気持ちで心をこめて歌っています」という感激したコメントが浮かび、是非、奈良東養護学校の子どもたちに聞いてほしいと思い、出演を依頼いたしました。 当日は、「奈良県新しい公共の場づくりのためのモデル事業」でお仲間になれた関係者の皆様・地域にお住まいの皆様・隣接する病院に入院されている皆様・本校の保護者の皆様・そして全校児童生徒と総勢で300人を超える人々に集まっていただき、会場は始まる前から熱気ムンムンでした。
そんな中、司会者の紹介で出演者の皆様がきれいな衣装を身にまとって登場すると、会場からは「おおー」と驚きの声が・・・さっそくオペラの曲が披露されると今まであまり聞いたことがない声と迫力に目を丸くして驚く姿が・・・・しばらくの間、迫力に圧倒されていたみんなの姿が元気になったのは聞き覚えのある「校歌」でした(笑)
本格的なオペラの曲や、普段授業で学習している曲、大好きなアニメソングやクリスマスソングと、様々なジャンルの曲を一時間の間、熱唱していただきました。
子どもたちは歌声に驚いたり、一緒に歌ったり、身体を揺らしてリズムをとったり、踊りだしたりと、それぞれの楽しみ方をしていました。
アンコールの「ドレミの歌」では、全員立ち上がって大合唱がおき、おおいに盛り上がりました。
出演者からは子どもたちの、きらきらした表情を見ているとこちらまでうれしく楽しくなってきて、時間がすごく短く感じましたというコメントもいただきました。
本当にありがとうございました。


県立奈良東養護学校からのレポート


快晴に恵まれた12月21日。
奈良東養護学校にさわやかな風の下、地域交流コンサートが行われました。
オペラの世界をこんなに身近に感じさせてくれた歌のお兄さん、お姉さん、バイオリンのお姉さん、ピアノのお兄さん、笑いを加えた素晴らしい演奏にみんながひとつになり引き込まれて行きました。
感動と楽しいひとときをありがとうございました。


NPO法人ならチャレンジド