活動日記  

県・県教育委員会・ならチャレンジドの恊働事業「地域社会で生きる!」特別支援生徒の社会参加および就労支援

活動日誌 2014年 2月

2014年2月6日

奈良東養護学校・公共交通機関マナー講習

●2014年2月6日 ●高等養護部1年生 【講師】奈良交通株式会社 上條正幸さん


■生徒の感想  「バスに乗ってからさいふや定期を忘れたときに、バスの運転手に言うこと。僕はとても勉強になりました。ありがとうございました」
 「奈良交通バスのマナーを教えていただき、ありがとうございました。お菓子をたべるのはだめ、お年寄りにゆずること、定期券を忘れた時の説明を聞いて分かりました。最高の笑顔とあいさつが大切だと分かりました」
 「今日の話を聞いて、僕はおじいちゃん、おばあちゃんに席をゆずることとこまったときは運転手さんにきくというマナーを知ることができました」



奈良交通の上條さんは、生徒たちへ職業人の魂を熱く語られました。
日本一の車掌になろうと思い、奈良交通へ入社され、以来51年間、「嫌なことがあったら、逃げたらあかん。挑戦と努力することや」の精神で働かれています。
「最高の笑顔と最高の挨拶が世の中を生きていくことで大切です。」上條さんの笑顔、全身からみなぎるエネルギーが生徒たちへ伝わります。
「給料はお客さまからいただいている」との思いから上條さんは、お年寄りや障がいのある人、車イスの方が安心して利用できるバス会社をめざして仕事をされています。
また、毎朝5時から自宅近くのJR駅のトイレ清掃をされています。「磨いたら人間の心も光るんやなあ!人の嫌がることをすすんでやり、前へ進もう。心も体も元気になります」
「2020年東京オリンピックで奈良へ来られるお客さまを最高の笑顔と挨拶でもてなしたいです」と締めくくられました。
奈良交通の上條様、ありがとうございます。

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