活動日記  

県・県教育委員会・ならチャレンジドの恊働事業「地域社会で生きる!」特別支援生徒の社会参加および就労支援

活動日誌 2014年 2月

2014年2月21日

奈良交通本社・竹中史郎専務取締役 表敬訪問

~支援への御礼 奈良養護学校生徒~

●2014年2月21日
【訪問者】

奈良県立奈良養護学校高等部2年  奥田 隼史 さん
保護者              奥田 久仁子さん
奈良県立奈良養護学校       下岡 久志朗校長
担 任              牛谷 明弘 教諭
NPO法人ならチャレンジド理事長 赤川 義之 

竹中専務取締役(左)へお礼状を手渡す奥田さん





■奥田隼史さんのお礼状


■澤田久美さんのお礼状


■下岡 久志朗 奈良養護学校長
このたび、奈良養護学校高等部の社会参加学習の一環で、生徒自らが「バスを使って通学をしたい」と希望を出し、その夢が膨らみ、路線バスを利用した下校が実現しました。自分たちで計画し、学校に奈良交通のバスを配車し、バス乗車体験講習会を実施していただき、その後、路線バスを利用した社会参加学習が展開されました。生徒の成長と可能性に驚きを感じるとともに嬉しく思っています。まだまだ、取組はじめですので、いろいろな課題があることと思います。
今回ご協力いただいた奈良交通の竹中史郎専務取締役をはじめ、関係の皆様、上條正幸統括指導員、また、いつも本校の児童生徒を暖かく見守っていただいているならチャレンジドの赤川理事長をはじめ関係者の皆様には、今後ともご理解とご支援の程よろしくお願い申し上げます。また、一般の路線バス乗車利用の際は、ご利用の皆さん方のご理解とご協力をお願い申し上げます。
これからも、奈良養護学校は、児童生徒一人ひとりの「自立と社会参加」に向けたいろいろな取組『つながる取組』を実施していきたいと考えていますので、皆様のご理解とご支援をよろしくお願いします。



昨年6月、「奈良交通バスで下校したい」と奥田隼史さんの思いから、取り組みが始まりました。
10月、奈良交通株式会社は県立奈良養護学校へ路線バスを配車され、車いす利用生徒へバス乗車体験講習をしてくださいました。その後も市内巡回バス乗車、奥田さんの路線バスでの下校に際し、奈良交通株式会社は、全面的に支えてくださいました。
奥田隼史さん、奥田久仁子さん、下岡久志朗校長、牛谷明弘教諭は、この間の御礼と引き続いてのご協力をお願いさせていただきました。
「ハンディキャップのある方が気持ちよく乗車してもらえる取り組みを今後も進めていきたいです」竹中史郎専務取締役はおっしゃってくださいました。
奈良交通のみなさま、誠にありがとうございます。引き続き、ご支援をよろしくお願いします。

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