活動日記  

県・県教育委員会・ならチャレンジドの恊働事業「地域社会で生きる!」特別支援生徒の社会参加および就労支援

活動日誌 2016年 8月

2016年8月5日

「第32回国民文化祭・なら2017」
「第17回全国障害者芸術・文化祭なら大会」プレイベント

キラリと輝く!特別支援学校アート展2016 オープン

●2016年8月5日 ●奈良県文化会館

【司 会】坂東直紀くん(奈良養護学校高等部1年)、田原澄くん(盲学校保健理療科2年)
     井上蓮くん(高等養護学校2年)
【ダンス】ろう学校ダンス同好会
【挨 拶】細川憲次校長会長・実行委員長(二階堂養護学校長)
【来 賓】松谷幸和副知事、吉田育弘教育長、上田清市町村人権・同和問題「啓発連協」会長
【会 期】2016年8月5日~16日 *月曜日休館
【主 催】奈良県特別支援学校長会、NPO法人ならチャレンジド





■手嶋あみさん(高等養護学校2年)の挨拶
 みなさん、こんにちは。
 いよいよ、第5回キラリと輝く!特別支援学校アート展2016が始まります。
今年も色とりどりの個性をいかした作品が会場いっぱいに展示されています。
「全員集合!ジグザグ・ジャンボパネル1663」では、奈良県に通う特別支援学校在学生1663名、全員の小さな絵が描かれており、このジャンボパネルが迷路の壁になっています。一人一人の小さな作品が集まり、巨大な作品になる一体感に、私は、見るたびにみんなと繋がっている感じがします。
私にとっては、今回が2回目の展示となります。
昨年は、ドキドキしながらこの会場に来ましたが、みんなに見てもらえた嬉しさがこみあげてきたのを覚えています。
私の通う高等養護学校では、今年からインクルーシブ教育の一環として、2年生から山辺高校、二階堂高校、高円高校に設置された分教室に分かれて勉強しています。 私は、その中で高円分教室の芸術表現コースを選択し、毎日、たくさんの絵を描いたり、物を作ったりしています。このようなことから、昨年の作品よりも学んだ知識や技術を生かし、細部までこだわった作品に仕上がっています。 私は、絵を描くことが大好きです。そして、このアート展には、私と同じ絵を描くことがすきな友達、物をつくるのが好きな友達、卒業されてからも制作されている先輩たちの作品がたくさん集まっています。 ご来場いただいたみなさまの心にキラリと光るようなものになってくれたら嬉しいです。 ぜひ、ゆっくりご覧ください。
最後に、今年も私たち、みんなの輝ける場所を開催していただき、本当にありがとうございました。

奈良県立高等養護学校 高円分教室 2年 手嶋あみ

多くの方がご参集してくださり、第5回のキラリと輝く!特別支援学校アート展2016のオープニング行事が始まる!
生徒の司会、ろう学校ダンス同好会のダンスで華やかな幕開け。細川憲次特別支援学校長会長・アート展実行委員長(二階堂養護学校長)の挨拶、松谷幸和副知事、𠮷田育弘教育長、上田清市町村人権・同和問題「啓発連協」会長からの祝辞、生徒代表の手嶋あみさん(高等養護学校2年)の挨拶があり、その後テープカットが行われました。
個性が弾けたキラリと輝く約150点の作品、全児童生徒の『特別支援学校全員集合!ジグザグ・ジャンボパネル!1663』を展示しています。

NPO法人ならチャレンジド