活動日記  

県・県教育委員会・ならチャレンジドの恊働事業「地域社会で生きる!」特別支援生徒の社会参加および就労支援

活動日誌 2017年 8月

2017年8月28日

特別支援学校と病院を結ぶ!奈良県立医科大学附属病院アート展 
オープニング

~ 県立畝傍高校音楽部 & 高等養護学校生徒の合唱 ~ ●2017年8月28日 ●医大病院BC棟2階廊下

●県立畝傍高校音楽部 & 高等養護学校生徒

●奈良医大病院で就労する卒業生ら


●古家仁 奈良県立医科大学附属病院長

●仲子宏 奈良県立高等養護学校長


●一松旬 奈良県副知事

●堀川忠道 奈良県教育次長


●地主充一さん(県立医大病院)

●竹森拓海さん(高等養護学校高円分教室2年)


◆地主充一さん(県立医大病院、高等養護学校卒)
 ぼくは、奈良県立高騰養護学校卒業生の地主充一といいます。よろしくお願いします。
 ぼくは、ここの障害者雇用推進係ではたらいています。しごとは、C棟5階で、看護助手さんといっしょにベッドメイキングをしたり、環境整備をしたり、毎日頑張っています。
 スタッフのみなさんや患者さんから「ありがとう」と、いってもらうとうれしいです。
 困ったことやわからないことがあれば、助手さんにきくと、やさしくおしえてくれます。
そして、ぼくを必要としてくれて、たよりにしてくれるので、とてもうれしいです。
9月からは、勤務時間も長くなりスタッフのみなさんの力になれるように、頑張りたいです。
ずっと、この職場で働きたいです。



◆竹森拓海さん(高等養護学校高円分教室2年)
 みなさん、こんにちは!
 本日は、たくさんの方々にお集りいただき、ありがとうございます。
いよいよ、「学校と病院を結ぶ!奈良県立医科大学附属病院アート展」がはじまります。2回目となる今年も、たくさんの個性豊かなきらりと光る作品がこの会場に集まりました。昨年度もたくさんの方々に来ていただき、「感動した。」「作品にはげまされました。」「ワークショップ楽しかった。ありがとう」などたくさんの感想をいただいたと先輩から聞きました。
 僕たち高等養護学校の生徒の作品や、他の特別支援学校の生徒が作った作品もたくさん飾られています。僕も見ていて、絵を描いたり、物を作ったりするのが大好きなことが、どの作品からも伝わってきました。
 みんなが気持ちを込めて作った作品が、観に来てくれる人の気持ちに届くといいなと思います
昨年は、現在の高円分教室3年生の先輩たちがこのアート展を作り上げてくださいました。今年は、僕たち2年生が先輩から引き継ぐことになります。先輩たちの姿を見て、教わり、来年は僕たちも後輩へ繋げていきたいです。
 また、奈良県立医科大学および附属病院では、本校を卒業されたたくさんの先輩たちが働かれていたり、在校生も社会参加活動や個別の体験実習などで、参加させていただいたりしています。
この様な関わりある場所で、今年も開催されることに感謝しています。
 最後になりましたが、僕たちが輝ける場所をつくっていただき、本当にありがとうございます



満面の笑みでテープカット! 医大病院アート展の開幕です。
患者さんと生徒たちの交流、医療・アート・就労をつなぎ、障害のある人が当たり前に社会の主役として活躍できることをめざします。
県立畝傍高校音楽部と高等養護学校高円分教室生徒の合唱でスタート。
古家仁医大病院長、仲子宏高等養護学校長の主催者挨拶、共催者の一松旬副知事、堀川教育次長から激励のご挨拶、後援団体の上田清市町村人権・同和問題「啓発連協」会長からメッセージをいただきました。
医大病院で就労している卒業生ら28人を代表して地主充一さん(高等養護学校卒)、生徒を代表して竹森拓海さん(高等養護学校高円分教室2年)が決意と御礼のご挨拶をしました。

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