活動日記  

県・県教育委員会・ならチャレンジドの恊働事業「地域社会で生きる!」特別支援生徒の社会参加および就労支援

活動日誌 2019年 8月

2019年8月20日

香芝市特別支援教育研究会研修会

●2019年8月20日 ●香芝市下田小学校
【講師】NPO法人ならチャレンジド理事長 赤川義之
     「地域社会で生きる!特別支援学校生徒の社会参加と就労支援」
     奈良県立医科大学障害者雇用推進係 福田菜々美さん


香芝市内保育園、幼稚園、小学校、中学校の先生方の特別支援教育研修会が1日にわたり開催されました。
午前中は、当法人理事長の講演、そして県立医大病院で就労している福田菜々美さん(下田小学校、高等養護学校卒)が岡山弘美さん(医大障害者雇用推進マネージャー)のインタビューで思いを語りました。
福田さんは恩師の前で堂々と、医大で就労しようと決意したこと、職場でしんどかったこと、楽しかったこと、2人目の妊娠からお産、育児への強い思い、最後には支援者へのお願い等を語りました。
「医大で働き始めて6年目になります。最初は学内保育園で保育補助をしていました。今は婦人科病棟です」
「仕事はお給料をもらっているので大変なことが多いです。楽しく仕事ができています」
「もうすぐ2人目の赤ちゃんが生まれます。また、産休育休をとって復帰して、ずっとこの医大で働きたいと思っています」
「支援者の方は人によって態度を変えないでほしいです」
福田さんのお話から、やはり居場所があり、信頼され、認められる(評価される)ことが何よりも大きな力になっていることを実感する内容でした。
当事者本人の思いは、参加された先生方の心に響いたことと思います。
香芝市特別支援教育研究会のみなさま、ありがとうございます。

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