活動日記  

県・県教育委員会・ならチャレンジドの恊働事業「地域社会で生きる!」特別支援生徒の社会参加および就労支援

活動日誌 2022年 10月

2022年10月10日

「私たちが主役だ!」

~奈良医大の障害者の取り組みがはじまり10年、そして今~

●2022年10月10日 ●大和ハウスグループみらい価値共創センター「コトクリエ」
【来賓】荒井正吾 奈良県知事
    野田聖子 衆議院議員(オンライン)
    小野寺徳子 厚生労働省障害者職業対策課長
【運営】奈良県立医科大学障害者雇用推進係
【主催】奈良県立医科大学

奈良医大人事課障害者雇用推進係 係員37名

細井裕司 奈良県立医科大学理事長

荒井正吾 奈良県知事


野田聖子 衆議院議員

小野寺徳子 厚生労働省障害者雇用対策課長


車の誘導大変でしたが頑張れた 

受付問題なし!自分たちで頑張った!


めちゃくちゃ緊張しました

間違ったから悔しいです


代表として頑張りました

37名登壇 ドキドキしました



「僕から見た上司」病棟師長、副技師長へ感謝を込めて

「私たちが主役だ!」~奈良医大の障害者の取り組みがはじまり10年、そして今~
奈良医大障害者雇用推進係員が主役のフォーラムが開催され、全国へライブ配信されました。
係員は約一年前から準備し、当日は案内係、受付係、司会、発表、ピアノ演奏、パソコン操作、手話通訳等を担い、フォーラムの企画から運営まですべてを取り仕切りました。係員は輝き、誇らしい姿です。係員と参加者は一体となり、感動の涙がこみあげてくるフォーラムでした。
 10年前、奈良医大障害者雇用は法定雇用率達成を目的に始まりました。今では障害のある係員は奈良医大病院の一翼を担い、現場では「なくてはならない存在」となっています。係員の努力と頑張りの結果であり、共に取り組まれた医療スタッフの皆さんとの協働の成果です。

《第一部》
 ピアノ演奏で開幕。石之貴登係員の開会の言葉に続き、細井裕司奈良医大理事長が主催者挨拶をされました。来賓の荒井正吾知事、野田聖子衆議院議員、小野寺徳子厚生労働省障害者雇用対策課長からは係員への愛情に満ちた祝辞をいただきました。
 いよいよ係員37人の登壇です。スライド撮影と共に、一人ひとりが氏名、担当部署、業務の感想を発表しました。自信に満ちた姿です。
 次に「僕から見た上司」と2人の係員が発表されました。
 葛本真矢係員は勤続3年半、病棟で就労。松岡栄看護師長について「わからないことを教えてくれる上司、ありがとうと言ってくれる上司」等と発表、松岡看護師長は「堂々と発表している姿がとてもうれしく、ぐっと来ました」「スタッフの一員としてがんばっているなかまです」と話されました。
豊田留生係員は勤続8年、病理部で就労。西川武副技師長について「わかりやすい指示を出して仕事内容を確認してくれる上司、相談ができる上司」等と発表、西川副技師長は「豊田くんは“縁の下の力持ち”、お陰で仕事が潤滑にまわっており大変感謝しています」「今後も共に歩んで行きたいです」と話されました。
葛本係員と松岡看護師長、豊田係員と西川副技師長、それぞれがお互いに感謝の言葉が述べられたのがとても印象に残ります。お互いを尊重し感謝している信頼の関係、理想の上司と部下の関係です。ここが奈良医大病院障害者雇用の重要な核心です。

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