職場実習

県・県教育委員会・ならチャレンジドの恊働事業「地域社会で生きる!」特別支援生徒の社会参加および就労支援

2012年 職場実習

●2012年10月16日~18日 ●高等養護学校2年生

近鉄奈良駅 職場実習

【実習】:改札業務等


■生徒の礼状(直筆)

この度、近鉄初の知的障がいのある生徒の職場実習となりました。
小さいころから電車が大好きな生徒が、笑顔で改札業務の職場実習に入りました。遺失物対応、車いすのお客様への補助、ポスター掲示等も経験しました。
改札口にたち、「ありがとうございます!」と元気よくお客様へ挨拶をしました。観光地・奈良駅だけに電車のホーム、バス停、トイレ、コインロッカー等の場所を尋ねられることもしばしば。ある日、外国人の方に難波行きのホームを尋ねられると「NO2(ナンバーツー)」と、戸惑いながらも的確に答え、生徒は「やった!うれしかった」と感想を語っています。また、「外から見ているのと、働く立場とは違うことがわかった。」とも語っています。
竹林貢駅長は「お客様にふれあうので生徒に会うまでは気掛かりだったけれど、本人を見ると安心。意気込みのある、頼もしい生徒の姿に駅係員は新たな元気をいただきました。」とおっしゃっています。
近鉄奈良駅のみなさま、ありがとうございます。

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