職場実習

県・県教育委員会・ならチャレンジドの恊働事業「地域社会で生きる!」特別支援生徒の社会参加および就労支援

2011年 職場実習

2011年(平成23年)7月11〜15日【県立奈良養護学校 高等部2年生】

県庁喫茶コーナー 職場実習


橋本京子さん(左)中村智子さん(右)

奈良養護学校のなかま

 




中村智子さんの礼状

事前面接では、橋本さんと初めて会ったとは思えないぐらい生徒・中村智子さんが意気投合して説明を受けていたことが印象に残っています。それがあってか初日から、とてもいい笑顔で実習に取り組みました。主任の「どんなことでもチャレンジしなさい。」と励ましの言葉をいただき、橋本さんの優しい笑顔につつまれて中村智子さんは厨房内で包丁を扱ったり、グラス磨きを行ないました。フロアでは接客業務をする等今まで経験したことのないことを、さらりとこなしていました。
指導していただくスタッフの皆さんのご協力があってのことだと、感謝しています。ありがとうございます。
実習が終わり学校へ来るなり、本人から「また、県庁喫茶で実習したいので申し込んでください。」と申し出がありました。このような言葉が出るくらい充実した実習でした。

奈良養護学校 進路担当教諭 京田 保敏

「3年間でいちばん楽しい!」智ちゃんの開口いちばんの言葉である。いい笑顔である! 服装もおしゃれに決まっている。
面接時から、喫茶コーナースタッフ・橋本京子さんとの相性は抜群であった。橋本さんといることの安心感から自然にのびのびと活動している智ちゃんの姿がまばゆい!
「人手が足りないから、しっかり使わせてもらっています」橋本さんの言葉には愛情がある。喫茶コーナー現場の仕事のみならず、銀行で両替する仕事も経験させていただいている。本当にありがたいことです。
智ちゃんの実習現場へ奈良養護学校のなかま・神野美優さん、前田英慈君親子がジュースを飲みにかけつけたのがうれしい!
県庁喫茶コーナーは生徒にとって安心感をもって自信をつけていく“学校”である。

NPO法人 ならチャレンジド