活動日記

活動日誌 2011年1月

2011年(平成23年)1月21日

奈良県への御礼 ~知的障害者の常勤嘱託員採用~


奥田 喜則 副知事(後列右から2人目)

稲山 一八 総務部長(左端)

石井 誠一 総務部次長(右端)

【参加者】
●奈良県高等学校PTA協議会副会長(奈良県立大淀養護学校PTA会長) 
   阪口 佳子
●奈良県特別支援学校知的障害教育校PTA連合会 県代表  
 奈良県高等学校PTA協議会特別支援教育部会 副部長
(奈良県立奈良西養護学校PTA会長)    
      塔本 知子
●奈良県高等学校長協会 副会長 
 奈良県特別支援学校長会会長
(奈良県立奈良西養護学 校長)    
   奥田 芳久
●NPO法人ならチャレンジド理事長                 
      赤川 義之
●NPO法人ならチャレンジド副理事長(奈良県立奈良東養護学校PTA顧問)
    江川 美奈子

奥田副知事はじめ職員採用にかかわって下さいます県職員部長、次長様方の知的障害者に対する職場開拓への意欲と、採用していただいきいっしょうけんめいがんばって勤勉に働き続ける現職員の方に対するあたたかい評価も聞かせていただき、本当に価値ある訪問ではなかったかと感謝しております。
まだまだ高いハードルではありますが、親としてひとすじの光が見えた思いで、親子でがんばるはげみになったのではないかと思っております。 又、奥田校長はじめ高等学校PTA協議会副部長・近畿知的PTA連合県代表奈良西養護学校塔本様、奈良東養護学校PTA顧問江川様、ならチャレンジド赤川様、たいへんお忙しい中子ども達の為足をお運びいただきありがとうございました。

奈良県高等学校PTA協議会 副会長 (奈良県立大淀養護学校PTA会長) 阪口 佳子

今回、県庁に知的障がい者の常勤嘱託員採用が決定されたことについて、お礼のご挨拶に初めて同行させていただきました。
「仕事はしっかりこなしてくれています。あいさつもきちんとできて、礼儀正しく感心しています。我々職員も見習わないといけないと思っています。」
「これから、もっと雇用の枠を拡げていきたい。そうしないといけない。それが社会としての責任ですから」など、心温まるお言葉をいただき、私たち保護者にとりましては希望の光をいただいたような心強い思いがいたしました。
またその際、総務課(印刷室)で就労されている青年の姿を拝見し、真剣に、また楽しそうに取り組んでいる様子に頼もしさを感じました。こうしてたくさんの方々に見守られ、支えていただいていることに、心から感謝しています。

奈良県特別支援学校知的障害教育校PTA連合会 県代表  
奈良県高等学校PTA協議会特別支援教育部会 副部長 (奈良県立奈良西養護学校PTA会長) 塔本 知子

知的障害のある人を対象とした奈良県職員の採用が行われることについて、奥田副知事をはじめ稲山総務部長、石井総務部次長のお三方にお会いしてお礼を申し上げる機会が得られ、その中で知的障害のある人の採用への積極的なお考えを直接お聞きすることができ大変うれしく思いました。
県の職員への採用の道が開けたことで、知的障害のある人たちにとって大きな目標ができ学校での頑張りの元となり、また教員としましても子どもの進路先が少し開けた思いで、日々の教育活動の励みになります。
できる仕事を探し出し、それから進路の道を広げていく取組の大切さを痛感しました。この取組が見本となって市町村の取組もさらに積極的になり、知的障害のある人の進路先が益々広がっていくことを願っています。 関係された皆さんに心より感謝申し上げます。
特別支援学校、高校や専門学校の皆さん。どんどんなんでもチャレンジして、自分の可能性を追求し、社会の人たちに皆さんのできることを知ってもらいましょう。

奈良県高等学校長協会 副会長 奈良県特別支援学校長会 会長 (奈良県立奈良西養護学校長) 奥田 芳久

奥田副知事・稲山総務部長・石井総務部次長の障がい者採用にかける“熱いこころ”に感謝いたします。 引き続き、奈良県と強力に連携を取りながら、取り組みを進めます。
この度、奈良県は県立図書情報館での知的障がい者採用を組織的に決断されました。具体的事実こそが社会を変えます。今回の奈良県の採用は、市町村、民間企業の力強い“モデルケース”です。
障がい者の社会参加・職場実習をあらゆる機会で実施し、その中から具体的提案を行ない「雇用への道」をひとつずつ切り開いていく決意です。

NPO法人 ならチャレンジド  理事長 赤川 義之

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