活動日記  

県・県教育委員会・ならチャレンジドの恊働事業「地域社会で生きる!」特別支援生徒の社会参加および就労支援

活動日誌 2012年 10月

2012年10月4日

奈良県立大淀養護学校・特別講習 運動あそび「たっちゃん先生とあそぼう」

【講  師】:運動あそびクラブ「わんぱくキッズ」代表 西本達郎さん
【参  加】:大淀養護学校 小学部 児童45名
【講習内容】カラーボール集め、サーキット運動・かけっこ
      ロボット鬼ごっこ、怪獣倒しゲームなど



■教諭の言葉
小学部では、将来の社会自立・社会参加に向けて、小学部段階で育てたい大切な力として、「健康な体つくり」を学部目標の第一に掲げ、日々様々な取り組みを行っています。今回は、奈良県各地で幼児・小学生を対象に「楽しい運動遊び」教室を実践されている先生に、「たっちゃん先生とあそぼう!」と題した授業で指導をしていただきました。
自転車のパフォーマンスで登場した先生に歓声をあげた子どもたちは、元気よく挨拶をした後、ゲームを楽しみながら「投げる、周囲を見て動く、走る」など、自然に体全体を動かしました。
サーキットでは、子どもたちは「逆上がり補助具」「ボールたたき」「キャラクター的当て」など手作りの教材に目を輝かせながら、コースを何周も走りました。たっちゃん先生の愉快な声かけに合わせ、楽しく体を動かすことの大切さを改めて感じました。
最後に、たっちゃん先生から、「ありがとうございます」の言葉の大切さを教えていただき、皆で大きく声をそろえてお礼を言いました。
本校に通う児童は、バス通学であることや放課後の過ごし方からして、外あそびの機会や体を動かす機会がそれほど多いとは言えません。今回、友だちと体を使って遊ぶことの楽しさを改めて経験し、児童が運動を好きになることで、体力向上の促進・健康な体つくりにつなげていければと思っています。たっちゃん先生のプログラムを「体育」や「日常のあそび」の中に早速とり入れて楽しんでいます。
今回、このような機会を作っていただいた、ならチャレンジド様に感謝申し上げます。