活動日記  

県・県教育委員会・ならチャレンジドの恊働事業「地域社会で生きる!」特別支援生徒の社会参加および就労支援

活動日誌 2013年 1月

2013年1月31日

~奈良県新しい公共のモデル事業~

奈良西養護学校 奈良クラブにサッカーを学ぶ


冬はサッカー。友だちとゲームを楽しむ中で、ルールを守ったり、ドリブル・パス・シュートなどの基本的な技能を身につけることをねらって「体育」で取り組んでいます。プロ選手と一緒にサッカーをしたら、普段とは違う時間をもつことができると、「奈良クラブ」に依頼しました。
 コーチをしていただくことが決まってから、「奈良クラブの選手はどんな蹴り方をするのかな」や「選手と一緒にサッカーするのは緊張するなぁ」など、期待感にあふれ、1月31日(木)を迎えました。高等部の午後の授業に、選手を含め4名の皆さんがサッカーを指導するために来校してくださいました。
 選手から自己紹介をかねてリフティングなど披露していただくと、生徒たちからは歓声と拍手がおこっていました。ウォーミングアップで鬼ごっこをしたり、実際にボールをつかってシュート練習をしたり、最後にはゲームをしたりと楽しく指導してくださいました。生徒のみんなは選手と一緒にサッカーができるということで、いつも以上に一生懸命ボールを追いかけていました。
 当日はとても穏やかな日で、広い芝生の運動場を一人一人が汗をにじませながら、思いっきり身体を動かすことやサッカーの楽しさを体感することができました。
「奈良西ジャパン、がんばった。」
「サッカーを教えてくれてありがとうございました。サッカーで楽しかったのは、ボールを足でとめたことです。」
「いっぱい動いてつかれました。」
「つよかった。」
「かっこいい技を見せてもらって楽しかったです。」
「プロサッカーはとてもつらかったり、むずかしかったけど、ぼくは上手にできました。」
「また来てください。」
「体力がいるな。」
「サッカーはあまりすきではありませんでしたが、このけいけんでサッカーがすきになりました。とくにゴールキーパーがとくいになりました。」
「いつサッカーの試合をするのですか。教えてください。」
など、生徒たちの感想もいっぱい出てきました。
 奈良クラブの皆さん、楽しい時間をありがとうございました。

文責 奈良西養護学校 山崎道子 教諭