活動日記  

県・県教育委員会・ならチャレンジドの恊働事業「地域社会で生きる!」特別支援生徒の社会参加および就労支援

活動日誌 2014年 2月

2014年2月25日

志野孝光三宅町長 表敬訪問

~高等養護学校生徒が三宅幼児園で採用~

●2014年2月25日
【訪問者】
奈良県立高等養護学校    住本友成校長
奈良県立高等養護学校    向川真純PTA会長
NPO法人ならチャレンジド 赤川義之

志野孝光三宅町長(左)


■住本友成・奈良県立高等養護学校長
近年、幼稚園や保育園など、「子どもと関わる仕事がしたい」という生徒の声を聞くことが多くなり、三宅幼児園で、今までに3名の生徒が職場実習でお世話になりました。
実習を終えた生徒たちは、園の先生や子どもたちから多くのことを学び、現場で働きたいという気持ちを一層強くした様子でした。
また、このたびの保育補助員としての採用は、公立の保育現場も「体験の場」としてだけではなく、「就労の場」としての可能性があることを示していただいたとともに、本校生徒たち、そして私たち教職員にも大きな夢と希望を与えていただきました。今後もこういった職種への就労機会が広がっていき活躍してくれることを願ってやみません。本当にありがとうございました。


本年4月1日から奈良県立高等養護学校生徒が三宅幼児園で保育補助員として採用されます。奈良県内の公的保育園で知的障がいある方が採用されるのは、初めてのケースであり、全国的にも先駆的な取り組みです。
三宅幼児園では、4年前から高等養護学校生徒の職場実習を受け入れてくださっています。採用される生徒も2年生のとき、実習体験をさせていただきました。
この日、高等養護学校の住本友成校長、向川真純PTA会長は、志野孝光三宅町長を表敬訪問し、御礼を述べさせていただきました。
志野孝光三宅町長は「本町の取り組みが県内の市町村へ拡がり、障害者の就労できる機会が増えることを願っています」とおっしゃってくださいました。 三宅町のみなさま、ありがとうございます。

NPO法人ならチャレンジド