活動日記  

県・県教育委員会・ならチャレンジドの恊働事業「地域社会で生きる!」特別支援生徒の社会参加および就労支援

活動日誌 2014年 6月

2014年6月7日

NPO法人ならチャレンジド 2014年度第5回通常総会

●2014年6月7日 ●奈良県社会福祉総合センター


【来 賓】山本敏久 奈良県教育委員会学校教育課主幹
     住本友成 奈良県立高等養護学校長
     住本裕一 奈良県立奈良東養護学校教頭

県市町村や企業、地域の団体等多くの方々がご協力くださり、社会参加や職場実習の機会は増えてきました。心から御礼申し上げます。 ピンポイントの特別なことから日常的な光景へとなりつつあります。夏祭り、盆踊り、地域のイベ ント、きんてつ鉄道まつり、プロバスケットチーム「バンビシャス奈良」試合、奈良交通バス乗車体 験等、実に多方面にわたりました。また、三宅町立幼児園で1人、奈良県立医科大学で5人を採用してくださいました。繰り返し職場実習を重ねてきたことが就労へとつながりました。 生徒たちは小さな成功体験を重ねるなかで確実に成長しています。また、事業所の方々も一生懸命に取り組む生徒たちの姿から「仕事の基本を思い出させてくれました」等多くを学んだと喜んでくださっています。

【2014年度活動方針】

①事業実施の方針

  • 生徒・卒業生は、かけがえのない独自の力を持っており、社会の宝です。
    ならチャレンジドは、生徒・卒業生を社会の主役にすることを基本に活動を行います。
  • 願いや目的は同じでも、行政、学校、PTA、企業、NPOの果たす役割は違います。
    それぞれの団体の立ち位置、役割を尊重し、ならチャレンジドは活動を進めます。
  • ならチャレンジドは、生徒の社会参加・職場実習先の新規開拓に特化して活動します。
    生徒たちにはいろいろな領域で体験することがとても大切です。成功体験を通して、自らの可能性、自信を実感していただきたいと願っています。
    生徒と卒業生が一緒に活動できる機会を増やしていきます。
    【ムジ―クフェスタ、奈良青年会議所、きんてつ鉄道まつり、バンビシャス奈良等】

②社会参加事業 〈地域社会で共に生きることをめざして〉
これまで「ボランティア活動」と表現していましたが、今後は「サポーター活動」とします。
生徒・卒業生が主体的に支える役割を担うという意味です。

  • キラリと輝く!特別支援学校アート展2014
      8/12(火)~21(水)(9時~19時) 県文化会館で開催
      *県立美術館は8月~9月、工事のため休館。来年度は美術館で開催予定。
      【主催】奈良県特別支援学校長会・NPO法人ならチャレンジド
      【後援】奈良県・奈良県教育委員会 
  • ムジ―クフェストなら2014(音楽祭)受付係・・・9回実施
  • 7月差別をなくす強調月間市町村民集会受付係、
  • プロバスケット「バンビシャス奈良」試合・・・10月から翌4月まで
  • きんてつ鉄道まつり・・・11月
  • 奈良青年会議所のイベント
  • その他イベントのサポーター活動

③就労支援事業

  • 職場実習先の新規開拓・・・・生徒の希望する実習先を探します。
    【重点的な職種】 幼稚園・保育園・・・市町村へ一挙に展開
             病院の看護補助・・・まずは実習。3年後を目途に就労へ
  • 就労講習 
    ・アビリンピック奈良大会へ向けたビルクリー二ング講習を高等養護学校で開催。
    ・学校が希望すれば、講師依頼等に取り組みます。
  • 見学会
    ・企業見学・・・先進的に障がいのある方を雇用している企業見学。
    ・学校見学・・・企業の方々を学校見学へ誘います。