活動日記  

県・県教育委員会・ならチャレンジドの恊働事業「地域社会で生きる!」特別支援生徒の社会参加および就労支援

活動日誌 2014年 11月

2014年11月1日

きんてつ鉄道まつり2014

●2014年11月1日~2日 ●五位堂検修車庫
【サポーター】奈良西4人、大淀養護1人、高等養護3人、ならチャレンジド14人
【活   動】自転車整理、地図配布、カード配布、ビンゴゲーム係等






■生徒の感想
 「鉄道まつりの日」
 今日は、『きんてつ鉄道まつり2014』のサポーター活動をしに行きました。
 僕はAチームで、T先輩とN君が一緒でした。AさんとBさんが、とても親切に僕達に教えて下さいました。T先輩は、いつも丁寧な敬語を使われていました。N君は、僕と同じ一年生で、僕に話しかけてくれてとても嬉しかったです。
 昼までは、地図配布をしました。みんなに挨拶をしました。その時に、僕の学校のいきいきカラオケでお世話になっている、二年一組の井上先生が来て下さいました。
 「だ~れだ。」
 顔を見ると、何と井上先生なのでした。嬉しかったです。来年は一人で行けるようにしたいです。そして、Aチームのみんなと行動したいです。お母さんがいなくても、頑張ろうと思います。火曜日に学校へ行ったら、井上先生にお礼を言いたいです。
昼からは、本当はカードの配布をする予定でしたが、激しい雨が降ってきたので、できませんでした。自転車の整理もできませんでした。でも、カードの配布ができない代わりに、電車を見に行きました。
建物の中に入ると、本物の近鉄電車が展示してありました。僕は、どんな感じか乗ってみたくなりました。その左側には、プラレールタウンがあって、いろんなプラレールが走っていました。
「なあN君どこへ行く?」
「う~ん、そうだなあ。奥の方へ行く?」
「うん、行く。」
「じゃ、行こうか。」
「うん、行こうか。僕は、N君の後について行く。」
N君が先頭でした。向こうへ行くと、何と
「シュー、シュッ。」
という音が聞こえました。この音は、終点で止まる音です。
 一緒について来て下さったのは、一回目Aさんで、二回目はBさんでした。
 僕達が更に奥のほうに行きますと、クレーンに持ち上げられた回送と書いてある電車、つまり、中間車両を下していました。僕達が歩いていくと、何と、見たこともないすごい力で持ち上げるクレーンが、次から次へと電車を手前から奥のほうへ移動して運んでいました。これが一番よかったです。
そして、一番最後に、来て下さったお客様とハイタッチをしました。
「タッチー。」
と、元気にタッチしてくる子もいれば、優しくしてくれる子もいました。次から次へと、どんどん出てこられました。
それが終わると、近鉄の担当者の中辻さんが、最後のお礼を言いに来て下さいました。
お客様の笑顔がたくさん見られて嬉しかったです。何と、外国の方も来て下さっていました。
今度は、お客様として鉄道まつりに行ってみたいです。




近鉄社員さんと一緒に、私たちはおもてなしの心で2万人のお客様を迎えさせていただきました。「ありがとう」とチラシ・カードを受け取ってくださるお客様のお陰で元気に活動ができました。お客様をハイタッチでお見送りは最高!
近鉄のみなさま、本当にお世話になり、ありがとうございました。

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