活動日記  

県・県教育委員会・ならチャレンジドの恊働事業「地域社会で生きる!」特別支援生徒の社会参加および就労支援

活動日誌 2019年 11月

2019年11月18日

奈良教育大学生が県立医大病院で職場実習

●2019年11月18日~22日  ●奈良教育大学4回生
【実習】病棟看護補助、タオル折り等



◆学生の感想
  あっという間に1週間の実習が終わりました。
  今まで、先生や支援者というような立場で障害のある人と関わっていましたが、実習生として、障害のある職員さんに仕事を教えていただいたり、お話ししたり、一緒に働かせていただくことで、一人ひとりの優しさ、素直さ、仕事に対する真剣さ、心の葛藤などを感じ、すごく大事なことに気づくことができました。
  また、岡山さんがおしゃっていた「任せる」という意味も働いてみることで実感することができました。
  この一人ひとりのよさを潰さないように、一緒によさを伸ばしていけるような人になりたいです。
  このような機会をつくっていただき、本当にありがとうございました。


奈良教育大学生は、来春、特別支援学校教師をめざしており、「知的障害のある人が継続して就労する」ことへ強い関心を持っています。学生は障害のある人に仕事を教えてもらいながら、一緒に働くことで、その一端を探ろうと、5日間の職場体験実習にはいりました。
まず朝30分間、病院正面玄関で挨拶運動を行い、その後、各現場(婦人科病棟、中央タオル折り等)の作業へはいりました。最初は緊張した様子でしたが、日を追うごとに障害のある係員とも打ち解け、充実した実習となりました。昼休みは、一緒に食事をしながら、プライベートの会話を楽しくできたようです。
  今回の体験から障害のある人と共に生きる感性をつかんだことでしょう。今後の活躍に期待します。
  奈良医大病院のみなさま、ありがとうございました。

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