活動日記  

県・県教育委員会・ならチャレンジドの恊働事業「地域社会で生きる!」特別支援生徒の社会参加および就労支援

活動日誌 2020年 12月

2020年12月8日

文部科学大臣表彰のオンライン表彰式

~アート展を開催して障害者の生涯学習支援に貢献~
●2020年12月8日 ●県立教育研究所
【出席者】赤川義之 NPO法人ならチャレンジド理事長
     吉川公彦 奈良県立医科大学附属病院長
     高田知彦 奈良中央信用金庫理事長
     中川貴明 奈良県特別支援学校長会長
     梅田真宏 奈良県立高等養護学校長


学校、病院、企業、NPOが協働してアート展を開催し、特別支援学校児童生徒および卒業生の文化芸術活動を創出し、地域社会の人々と交流・相互理解を深めてきたことにより文部科学大臣表彰されました。
 本来は東京・文部科学省で行われますが、新型コロナウィルス感染症によりオンライン表彰となり、奈良県教育委員会が表彰状伝達式を開催しました。
 当日、県立医科大学附属病院長、奈良中央信用金庫理事長、特別支援学校長、高等養護学校長、ならチャレンジド理事長らが出席し、前田景子教育次長から表彰状の伝達および祝辞を賜わりました。

 この度は、文部科学大臣表彰の栄を賜り、心から御礼申し上げます。
 奈良県教育委員会特別支援教育推進室、人権・地域教育課におかれましては文部科学省へ推薦してくださり、また、本日、このような表彰状伝達式を設けてくださり、厚く御礼申し上げます。
 障害のある若者のこだわり、個性あふれる芸術的作品、オンリーワンの世界に魅了され、これまで取り組んできたアート展が文部科学省から評価され、大変うれしく思っています。
 今回の受賞は、協働してアート展を取り組んできた特別支援学校、医大病院、奈良中央信用金庫、ならチャレンジドの共同受賞だと思っています。お世話になった皆様のお陰です。
 医療従事者、患者さん、企業、地域社会の人等多くの皆様との出会い、支援のお陰で、障害のある若者たちが自信、誇りを獲得してきたのが大きな成果です。
 コロナ感染が広がっていますが、来年度、「キラリと輝く!特別支援学校アート展」「医大病院アート展」「アート展inならちゅうしん」は開催する予定です。
 また、ならチャレンジドは来春から「まちなかアート」をスタートする準備をしています。年1回の展示会から1年中展示する企画です。
 暮らし丸ごとの中から多様性に富んだ障害のある若者一人ひとりの魅力を発見し、アート・就労・暮らしを一体的につなぐことをめざします。
 障害のある若者が地域社会と実体的につながることを願い、私たちならチャレンジドは若者に密着し、息の長い一生にわたるお付き合いをしていく所存です。
 本当にありがとうございます。

NPO法人ならチャレンジド