活動日誌 2011年 4月
2011年(平成23年)4月17日
~ウィ-ンの香り 春風に乗せて~
大淀町あらかしホールクラシック音楽祭
●主催:あらかしホールクラシック音楽祭実行委員会
●バス 山本 正三さん ●ソプラノ 勝 桂子さん
●オーケストラ 橿原交響楽団 ●プロダンサー 東 将司・愛さん
【受付:県立高等養護学校2年生 】
中井さんの作文【直筆】
~招待を受けて~
すぎの子苑の利用者・職員をご招待してくださるとのお話があり、早速に招待状をいただきました。
果たして静かに聴くことができるだろうか?他のお客様に迷惑がかからないか?と、日が迫ってくるごとに不安がつのりました。
当日会場に入り大勢のお客様に驚きました。誘導の方から前に行ってくださいと言われ、前方で聴かせていただきました。コンサートが始まる前までは、そわそわしていた利用者さんたちでしたが、コンサートが始まると静かに聴き入っていました。一曲、一曲が終わるごとに大きな拍手を送っていました。
オーケストラをバックに山本様の独唱や、奥様である勝様のソプラノ独唱を間近で聴かせていただき素晴らしい声量に迫力を感じました。また、珍しい楽器バンドネオンやプロダンサーの素敵なダンスと、盛り沢山のステージに楽しいひとときを過ごすことができました。
なかなか経験のできないクラシック音楽を聴くことができましたこと、ご招待くださいました主催者の皆様に心より感謝申し上げます。
すぎの子苑 施設長 秋山 多喜子
~クラシックコンサートに参加して~
先日はクラシックコンサートにお招きいただき感謝いたします。
少し遅くなりましたが、感想をお送りいたします。
参加者は来年も参加したいと言っております。
●クラシックコンサートは初めてなので、やめておこうと思っていたけれど、無料なので一
度聴いてみようと思い参加したところ、女の人も男の人も思っていたよりも大きな声で迫
力がありました。
●オーケストラの演奏がよかった。フルートの音も聞こえきれいだった。
●コントラバスの音が低く迫力があり、素晴らしかった。
●むずかしい踊りなのに、ダンスを間違えずにきれいに踊りたいへん上手だった。
●最後に何度も出たり入ったりしたのが、とてもおもしろかった。
●思っていたより大きな声で迫力があり、たいへんよかった。
●すごく迫力がありよいコンサートだった。女の人がカッコよく踊っていたのがよかった。
●指揮者の人が汗を流して一生懸命指揮をしていたことに感動した。
●オーケストラの最初の出だしが重かったので、少々心配しましたが、どんどん調子に乗っ
てきてよい音楽を聞かせてもらいました。
●バスとソプラノが上手で安心して聴くことができました。
●あまりの気持ちよさにぐっすり寝ている人もいました
●バンドネオンの魅力的な音はまた聴いてみたいですね。
ひまわり 下市若葉作業所 事務長 辻 正幸
会場を埋めつくす人々へ伝わるプロの迫力!ヨーロッパにおいて活躍してきた山本様の気迫があらかしホールへ響く。
「故郷・大淀へ恩返しをしたい。」「音楽をもっと生活の身近なものに!」「感性豊かな子どもたちに是非聴いてほしい」との山本ご夫妻の思いは、ステージから響きわたる。
受付をした高等養護学校生徒、招待を受けた大淀養護学校生徒、地元福祉作業所の通所生(すぎの子苑、下市若葉作業所等)は、コンサートに引き込まれ集中していく。音楽の「力」だ。
クラシック音楽は縁遠いと思っていたが、ぐっと身近に感じました。
山本ご夫妻、実行委員会へ心から御礼申し上げます。
NPO法人 ならチャレンジド