
活動日誌 NEW!!
2025年7月
差別をなくす市町村民集会 ①
◎黒滝村 6/18水、黒滝村わかすぎふれあいセンター
【受付】県立高等養護学校2年生

植田忠三郎村長

生徒は受付活動後、集会参加者へあいさつをしました。
◎川西町 6/21土、川西文化会館
【受付】県立高等養護学校1年生2名


◎御所市 7/5土、御所市防災交流館
【受付】県立大淀養護学校2年生2名、高等養護学校1年生1名


◎葛城市 7/5土、葛城市新庄文化会館
【受付】県立高等養護学校1年生3名、ひまわり(卒業生)1名


◎桜井市 7/5土、桜井市立図書館
【受付】県立明日香養護学校2年生1名、高等養護学校1年生2名


◎大和高田市 7/12土、大和高田市文化会館
【受付】県立高等養護学校1年生3名、ひまわり1名


◎三郷町 7/12土、三郷町文化センター
【受付】県立高等養護学校1年生1名、ひまわり1名


◎田原本町 7/12土、田原本町青垣生涯学習センター
【受付】県立高等養護学校1年生1名、ひまわり1名


◎生駒市 7/12土、生駒市たけまるホール
【受付】県立奈良西養護学校3年生1名


県立特別支援生徒は地元の市町村民集会の受付係を担いました。
市町村のみなさま、ありがとうございました。
NPO法人ならチャレンジド
2025年6月29日
ならチャレンジド2025年度 第16回通常総会

2025年度事業計画・予算
1.日時:2025年6月29日(日曜日)13時00分から13時30分
2.場所:橿原市コンベンションルーム
3.出席者数:会員総数38人のうち32人出席
(うち書面もしくは電磁的方法による表決者20人、表決委任者0人)
4.審議事項
《司会》平田梨紗さん(ひまわり)
《議長》竹村俊輝さん(ひまわり副リーダー)
【第1号議案】
2024年度事業報告および活動決算承認の件
竹村あき子理事が報告
高木雄斗副リーダーがひまわり活動報告
横山明美世話人(理事)がソレイユ活動報告
村上伸彦監事が会計監査報告
【第2号議案】
2025~2026年度年新役員承認の件
理事長の赤川義之が提案(役員全員が留任)
理事長 赤川義之
理事 竹村あき子、高木ゆかり、横山明美、住岡由美子
監事 市場三喜、村上伸彦
【第3号議案】
2025年度事業計画および活動予算承認の件
理事長の赤川義之が提案
水野雄仁リーダーがひまわり活動提案
高木ゆかり世話人(理事)がソレイユ活動提案
*すべて原案どおり、満場一致で可決しました。
NPO法人ならチャレンジド
2025年6月29日
参加者の感想 ~記念講演~「職場実習から就労へ」
●2025年6月29日
71名の方から感想が寄せられました。一部を紹介させていただきます。
1.なんとチャレンジド(株)、南奈良総合医療センターのみなさまへ


南奈良総合医療センター様は実習から就労に至るプロセスが大変工夫されており、また改善して取り組まれていることがよくわかる報告をいただき、とても参考になりました。
事業所の皆様は、成長を信じて指導されておられることを学ばせていただき、私も自組織で、できることを一つずつ実践していきたいと思います。
とくに南奈良総合医療センターについては、1~3回での心境の変化やできるようになったことを紹介してもらったため、興味深かったです。
職場実習を経て就労するという今回のテーマが正しいと実感できました
南奈良総合医療センターの杉本くんのがんばっている姿を発表していただき、自分もがんばらねばと思わされました。
今までしんどいことも粘り強く取り組めるようにすることや課題を克服できるようにすることばかりに目を向けていましたが、子どもたちが自信をつけてもらうためには、子どもの得意なことに教師がもっと目を向けるようにする、子どもたちのよいところをたくさん認めていきたいと思いました。
2.紙芝居について(中南真一さんへ)


話し手の中南さんの話ぶりもとてもよかったです。
映画も鑑賞したお話なので、思い出しながら聞かせてもらいました。
紙芝居をするだけでなく、自分の思いをもって取り組まれていることが伝わってきました。
「幸せ、不幸は人が決めるのではなく自分が決める」(中南さん)。自分がどう生きていくのか、人の目を気にしたり人に気をつかったりするばかりではなく、自分の気持ちを大切にすることを西畑さん、畑中さん、中南さんから学びました。
3.ひまわりメンバーへ (司会、受付、案内係、会場係 15人)






講演の準備はチームで協力しあってキビキビと動かれてかっこよかったです。
毎年、進行がスムーズにそして一人ひとりが自信をもってきているように思います。
司会もていねいに、また質問も積極的にしていただくなど、よかったです。
この会が成功したのは、みなさんのお陰だと思います。
NPO法人ならチャレンジド
2025年6月29日
NPO法人設立15周年!
記念講演 「職場実習から就労へ」
●2025年6月29日(日) ●橿原市コンベンションルーム
【参加者数】113名
【司会、受付、案内、会場係】県立高等養護学校1年生2名、ひまわり13名、
【講師】①なんとチャレンジド株式会社(南都銀行の特例子会社)
稲葉健太さん(18歳、県立高等養護学校卒)
山口優美さん(18歳、県立高等養護学校卒)
橋本雅至代表取締役社長
岩城功之取締役統括部長
②南和広域医療企業団 南奈良総合医療センター(大淀町)
杉本篤哉さん(18歳、県立高等養護学校卒)
辻本絵梨看護師長



【来賓】6名
福谷健夫副知事、西村高則副知事、大石健一教育長、川島亜喜良県総務部長
春木智博県福祉保健部長、福田信之大和リース(株)奈良支店長

【紙芝居】「35年目のラブレター」 中南真一さん(ひまわり)
制作:畑中廣之さん(元小学校教師)


【作品展示】4名

北口拓巳さん(29歳、奈良市、奈良西養護学校卒) 祭原良介さん(23歳、三郷町、奈良西養護学校卒) 今西芽さん(22歳、天川村、大淀養護学校卒) 坂元陽介さん(27歳、生駒市、奈良西養護学校卒)
【司会、受付、案内、会場係】県立高等養護学校1年生2名、ひまわり13名





ひまわりメンバーの司会で記念講演が幕開けしました。
オープニングは紙芝居「35年目のラブレター」。
奈良市春日中学夜間学級へ通い文字を獲得した西畑保さんの実話の紙芝居です。中南真一さんの感情のこもった朗読は参加者の心深くまで届きました。
水野雄仁ひまわりリーダーの理念朗読に続き、理事長の赤川義之はNPO法人を立ち上げ、15年間の思いを語りました。
来賓を代表して福谷健夫副知事、大石健一教育長、福田信之大和リース(株)奈良支店長からご挨拶をいただきました。
いよいよ記念講演です。
なんとチャレンジド株式会社さま、南奈良総合医療センターさまは、生徒のできる作業にしぼり、3回(5日、10日、10~15日)の職場実習をていねいに取り組まれました。両事業者はできないことに注目することなく、「できることを伸ばす」姿勢が強く感じられました。
採用された若者と事業所の方の強い信頼関係を感じられ、信頼関係が若者の意慾と成長につながっていることが実感できます。
◆障害のある社員(職員)
就労された若者がイキイキと語りました。
◎稲葉健太さん(なんとチャレンジド株式会社)
「社員のみなさんがやさしく教えてくれるのでここで働きたいと思いました」
「仕事を頑張ります」
◎山口優美さん(なんとチャレンジド株式会社)
「ていねいに教えてくれ、人のあたたかさを感じます」
「改善方法を一緒に考え、みんなで助け合っていきます」
◎杉本篤哉さん(南奈良総合医療センター)
「小さいころ入院してお世話になったので、病院で働いて役に立ちたいです」
U
「できる仕事を増やしたい」
NPO法人ならチャレンジド
2025年6月29日
NPO法人設立15周年! 記念講演
主催者あいさつ
●2025年6月29日

こんにちは。
今日は、こんなにもたくさんの方々が来てくださりうれしいです。ありがとうございます。
「職場実習から就労へ」今回の記念講演のテーマです。
なんとチャレンジド、南奈良総合医療センターのみなさまと高等養護学校生徒が織り成す職場実習でした。途中で生徒がしんどくなったとき、生徒ができる作業だけに絞ってくれました。「しんどいことは言ってね」「わからないことは“わからない”言っていいんだよ」といつも声かけしてくれたのが大きな力になりました。生徒はがんばることができ就労へつながりました。
生徒が成長する!
それは実習に限らず、就労後もたくましく成長する姿を感じることができます。
この原動力はどこから来るのでしょうか?お互いの信頼関係に尽きます。
ぜひ、今日の記念講演の中でそのあたりをつかみとってくだされば、ありがたいです。
お陰様でNPO法人設立15周年を迎えました。
2010年、わずか7名の立ち上げでスタートしました。
私は特別支援学校生徒から生きる勇気、希望をいただきました。世の中は本音と建前を使い分けるということが私はわからず、随分と生きづらい社会だと感じていました。それに比べて、生徒は正直でわかりやすく、一緒にいるのが楽なんです。
生徒たちに人としての基本、本質を教えられました。
生徒たちはきっちりあいさつをする、思った気持ちを正直に言う、好きなこと=ものづくりや音楽、絵などを集中して続ける、こんなところに心引かれ共感しました。
生徒たちの魅力に気づき、私たち社会の感性が変わらねばと強く思いました。私にとっては支援という言葉は、どうもしっくりときません。共感ですね!
ならチャレンジドは特別支援学校と行政・企業・地域社会をつなぐ「橋渡し役」となり、生徒が社会参加活動と職場実習できる機会をつくることに徹しました。収益事業はしなく、100%ボランティア活動をしてきました。
生徒たちのがんばりは開かずの扉をどんどん開けてきました。
「待ってました!」と言わんばかりに行政、教育、企業の方々が正面から、あるいはこっそりと扉を開けてくださいました。15年の取り組みで多くの活躍できる機会が増えました。
誠にありがとうございます。
本日の講演会は、私の自慢のひまわりメンバーと高等養護学校生徒が運営します。
当事者が主役です。
障害のある若者が社会のど真ん中で主役になる!そんな社会を願って、私たちは今後も障害のある若者と歩み続けます。引き続き応援をお願い申し上げます。
以上をもちまして、主催者の挨拶とさせていただきます。
2025年6月29日
NPO法人ならチャレンジド
理事長 赤川 義之