活動日記  

県・県教育委員会・ならチャレンジドの恊働事業「地域社会で生きる!」特別支援生徒の社会参加および就労支援

活動日誌 2012年 11月

2012年11月2日・9日

~地域の社会人(プロ)の気迫と技術を学ぶ!~

県立二階堂養護学校 窯業の特別授業

【講師】:陶芸家 石坂 健二 さん

講師の石坂先生夫妻
考えてきた下絵を写す

釉薬の説明に聞き入る
力作の数々

 11月2日と9日の2日間にわたり、陶芸家の石坂先生を講師にお招きし、京焼の上絵付けに挑戦しました。
はじめは少し難しいかなと思いましたが、先生に用意していただいたきれいな京焼の絵柄を見て、みんな意欲的に取り組むことができました。
 1日目には、練習を兼ねて小皿2枚に絵付けを行いました。用意していた図案や手本を見て丁寧に「下絵」を描き、その上に釉薬を細筆で塗り、色を重ねていきました。終わって石坂先生から、「皆さんすばらしいできです。仕上がりを楽しみに!」と、お褒めの言葉をいただきました。
 できあがりを楽しみに2日目では、それぞれの仕上がりにみんな満足そうでした。今度は、大きめの皿や茶碗に、考えてきた図柄を描きました。2回目ということで、釉薬の色選びも筆使いも上手くなってきました。
 京焼きの上絵付けを体験して、いつもとは違う自分の才能に気づいたり、体験したりできて、本当に良かったと思いました。また、このような機会を与えてくれたチャレンジドさんにも、感謝の気持ちでいっぱいです。

県立二階堂養護学校 教諭

1時間半の授業中、生徒たちは黙々と集中して取り組み、自らイメージした絵をさらさらと描きあげていきました。個性豊かな、すばらしい作品ができあがりました!
私たちも挑戦しましたが、何を描けばとなかなか決まりません。生徒たちの集中力にあらためて感心させられました。
石塚先生、ありがとうございます。

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