活動日誌 2013年 6月
2013年6月1日
ならチャレンジド 2013年度 第4回通常総会
●奈良県社会福祉総合センター
【来 賓】
・奈良県障害福祉課主幹 東川 富成 様
・奈良県教育委員会学校教育課主幹 山本 敏久 様
・大淀町教育委員会生涯学習課長 松本 昌也 様
・奈良労働局職業対策課長 桝井 照美 様
・奈良県特別支援学校長会長 玉井 良忠 様
・奈良県立高等養護学校長 住本 友成 様
・奈良県立奈良東養護学校長 木下 理恵 様
・なら東和障害者就業・生活支援センター支援員 長谷川善昭 様
・NPO法人地域活動支援センターぷろぼの理事長 山内 民興 様
【メッセージ】
・奈良県副知事 奥田 喜則 様
・奈良県教育長 冨岡 將人 様
・大淀町長 岡下 守正 様
・大淀町教育長 水掫 義朗 様
・奈良労働局職業安定部長 久保村達也 様
~ありがとうございます
奈良県・奈良県教育委員会・ならチャレンジドの3者が官民一体となった協働関係を築き「奈良県新しい公共の場づくりのためのモデル事業」に取り組んできました。2カ年の取り組みを通して、市町村や企業等多くの方々がご協力くださり、社会参加や職場実習の機会は飛躍的に増え、人と人のつながりが新たに生まれました。
奈良県、奈良県教育委員会、市町村、学校、事業所等のみなさま、誠にありがとうございました。
【2013年度 活動方針】
1.生徒・卒業生を主役にすることが私たちNPOの原点だと改めて認識しました。
生徒・卒業生は、誰もが持ちえない独自の力を持っており、社会の宝です。
2.それぞれの団体には、立ち位置、役割があり、それを尊重し、自らの果たす役割があることに気づきました。
願いや目的は同じでも、行政、学校、PTA、企業、NPOの果たす役割は違うことを学びました。
3.ならチャレンジド基盤の確立が急務の課題です。生徒の社会参加・職場実習先の新規開拓にとどまらず、生徒・卒業生のサロン開設、会員さんの交流・相談等がならチャレンジドの果たすべき役割です。
(1)会員さんの交流・相談事業
・いろいろな行事へのボランティア参加
・学習会、会社見学等の企画
・実習先等の相談
(2)サロン開設
・生徒、卒業生が気楽に集まれるサロン開設(中和地区)をめざします。
(3)運営委員会の立ち上げ
・理事といっしょになって、会の運営をしていただきます。
【新 役 員】 2013~14年度
・理事長 赤川 義之
・理 事 江川 美奈子
・理 事 竹村 あき子
・理 事 寺田 豊(新任)
・監 事 市場 三喜
・監 事 村上 弘美
~ よろしくお願いします
【記念講演】
◎講 師:三井住友銀行グループ SMBCグリーンサービス株式会社
常務取締役 田尾 隆文 氏
◎テーマ:障がいのある社員と共に
~より高いステップへの挑戦を試みよう~
まず初めに、田尾隆文常務取締役は、手話を交えながら自己紹介をかねてご挨拶をされました。その後、会社案内のビデオ(約15分)を鑑賞しました。
田尾常務取締役は、スライドを使用しながら、会社概要、業務内容、障がいのある社員の雇用、管理職への登用、今後の展望等について、丁寧に穏やかな語り口で講演をされました。
採用のポイントは次の6点だそうです。
1.働く意欲がある
2.目標にむかってチャレンジする
3.誠実である
4.協調性がある
5.会社の規律を守る
6.生活の基礎ができている
*生活の基礎とは、挨拶・返事ができる。まじめに取り組む。生活習慣が確立している。
企業が障がいのある社員を雇用するとは、次の3点とのことです。
1.できることを見つけ、磨くこと
2.一人ひとりの強みを活かすこと
3.誰もが伸びしろがある
また、「社員はやりがいと自信をもつと成長します。一昨年、当社は、障がいのある社員を初めて管理職へ登用しました。有能な社員がたくさんいるので、権限をどんどん委譲し、障がいのある社員が管理職となり、当社を経営していく日を願っています。」田尾常務取締役のお言葉が心に響きます。
講演後、保護者・支援者・企業・学校関係者から活発な質問・意見が出されました。SMBCグリーンサービス会社見学や職場実習を希望する声もあがり、ぜひ実現したいと思います。
たくさんのことを学びました。ありがとうございます。
NPO法人ならチャレンジド