活動日記  

県・県教育委員会・ならチャレンジドの恊働事業「地域社会で生きる!」特別支援生徒の社会参加および就労支援

活動日誌 2024年 7月

2024年7月 23日

奈良市人権教育推進協議会 人権講座

●2024年7月23日 ●奈良市役所地下1階会議室
【講師】NPO法人ならチャレンジド
     理事長      赤川義之
ひまわりリーダー 水野雄仁さん
    「合理的配慮から障害のある人との共生関係を」
【受付】県立高等養護学校1年生2名
【主催】奈良市人権教育推進協議会



 障害者差別解消法が改正され、本年4月1日から民間事業者は合理的配慮の提供が義務化されました。
 赤川は、西欧社会の障害のある人が軸になり「合理的配慮」の概念が生まれ、日本政府は国際的潮流に乗り、2013年に障害者差別解消法成立等へ至った経緯を説明しました。
その後、赤川は経営する会社での失敗体験、奈良交通バス利用を希望する車いす生徒の願いから始まったバス乗車体験講習など実体験を紹介しました。その実例から障害のある本人から直接聴くことが基本であり、現実的にできること=合理的配慮だと話しました。
 障害のある本人の願いを聴かないで自分勝手な対応は合理的配慮ではありません。
 水野雄仁さんは就労するエバーグリーン(大和高田市)の体験話や社会参加体験について語りました。「言葉だけの説明ではわかりにくいので、見本をみせてくれるとわかりやすいです」と訴えました。
 奈良市人権教育推進協議会のみなさま、ありがとうございました。

NPO法人ならチャレンジド