活動日記  

県・県教育委員会・ならチャレンジドの恊働事業「地域社会で生きる!」特別支援生徒の社会参加および就労支援

活動日誌 2024年 11月

2024年11月 13日

第32回職業リハビリテーション研究・実践発表会

県立医大病院係員、岡山弘美さん特別講演

●2024年11月13日 ●東京ビッグサイト
【講師】岡山弘美 株式会社ジョブレオーネ代表取締役(県立医科大学発ベンチャー認定企業)
    角谷翔太さん(医大病院係員)
    藪本侑希さん(医大病院係員)
    葛本真矢さん(医大病院係員)
    佐伯孝夫さん(医大病院係員)
【主催】独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構(輪島忍理事長)



岡山弘美代表取締役(ジョブレオーネ株式会社)、医大病院の障害のある係員4名は第32回職業リハビリテーション研究・実践発表会において全国から来られた千人へ特別講演されました。
 岡山さんは医大病院で働く係員、看護副部長等のビデオメッセージを上映しながら障害者雇用の核心を話されました。
 「病院看護部との緊密な連携を取り、まずは係員ができる作業を掘りおこすことから始めました」「係員へは①任せる②認める③感謝することを基本にしています」「その結果、係員と私の関係も良好になり、係員は自分の考えを言えるようになり、目標を持ち、日々、成長しています」「“ありがとう”と言われることが係員のモチベーションになっています」「私は係員から働く原点を教えてもらい成長させてもらいました。その恩返しとして障害者雇用支援に関わるのが私の使命だと思っています」
 4名の係員は堂々と自信をもって会場の15人程の質問に応えられました。
・岡山さんはどんな上司ですか?
 「すごくいい上司です」「母親から“こんないい人はいないから大事にしなさい”と言われています」「正直なところがいいです」
・仕事のモチベーションは?
 「“ありがとう”と言われると次の活力になります」
最後に4名は本日の感想を述べ、閉幕しました。
 「パソコンのレベルアップをして新しい職場でがんばりたいです」
 「8年間働いてきました。末永く働きたいです」
 「思いを伝えきれたかと思います。障害者はどんな感じか、わかってほしいです」
 「初めは緊張しましたが落ち着いて、言いたいことを話せてうれしかったです」
会場のみなさんの心深く、係員の思いは届いたことでしょう。

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