活動日記  

県・県教育委員会・ならチャレンジドの恊働事業「地域社会で生きる!」特別支援生徒の社会参加および就労支援

活動日誌 2024年 12月

2024年12月 8日

野本有華さんのレポート

~ひまわり12月例会~
●2024年12月8日 ●内膳町自治会館すみれホール
【レポート】野本有華さん(20歳、びっくりドンキー香芝店、県立高等養護学校卒)
三ツ松智史さん(びっくりドンキー香芝店副店長)
【参加】ひまわりメンバー12名




野本有華さんは仕事について報告しました。
「地元の三郷北小学校、三郷中学校から高等養護学校へ行きました。高等養護学校を見学して雰囲気がよく、入学してからは友だちがいっぱいできました」
「小学校の放課後デイサービスで“びっくりドンキー”へお昼後ごはんを食べに行き、美味しかったので絶対ここで働きたいと思いました。進路の先生へお願いをして職場実習をして、びっくりドンキー香芝店で採用になりました。願いがかなって、うれしいです」
「1年7カ月働いています。7時30分~16時、週休2日(シフト表)、時給制です。キッチンで①ハンバーグ焼き②サラダ盛り付け、揚げ物、味噌汁等の準備③ご飯盛り、ハンバーグをホールさんへ渡す④食器洗浄の仕事をしています」「朝5時に起きて弁当を作って、6時13分に家を出ます」
「新メニューを試食できるのが楽しみです。職場の方はいつも優しくしていただき、ありがとうございます。今後はいろんな業務ができるようになりたいです。」
「高等養護学校の後輩のみなさん、わからないことがあれば周りの人にすぐ聞くことが大切です」「休みの日は友だちとスイーツパラダイスや天王寺へ行きます。三郷町文化センターのこども食堂ボランティアへも行っています」「将来の夢は車の運転免許を取ること、料理が上手になることです」  三ツ松智史さん(びっくりドンキー香芝店副店長)は、野本さんの仕事ぶりをほめる報告でした。
「野本さんは真面目で大変助かっています。野本さんへはキッチン業務全般を任せています」「勤務時間、日数は徐々に増やしてきました。採用当初の4~5月は1日5時間、平日の隔日勤務から始め、6月~8月は平日4日へ増加、9月から平日5日へ増加、10月から7~8時間へ増加、12月から土日祝の勤務を始めました」
「職場の社員、スタッフは野本さんを高く評価しています。生の声を紹介します。“素直です”“笑顔がかわいい”“勤務時間より30分前に出勤しています”“お弁当を作って持ってきている”“持ち場の事をやりきる”“大人として成長している”」
「野本さんには今後、新人さんへ仕事を教えることができるように期待します」
野本さん、三ツ松さんおのあたたかい人間関係を感じるレポートでした。
 ひまわりメンバー、支援者等は質問や感想を話し、その後、フリーマーケットをして交流を深めました。

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