活動日記  

県・県教育委員会・ならチャレンジドの恊働事業「地域社会で生きる!」特別支援生徒の社会参加および就労支援

活動日誌 2025年 6月

2025年6月29日

NPO法人設立15周年!

記念講演 「職場実習から就労へ」

●2025年6月29日(日) ●橿原市コンベンションルーム
【参加者数】113名 
【司会、受付、案内、会場係】県立高等養護学校1年生2名、ひまわり13名、
【講師】①なんとチャレンジド株式会社(南都銀行の特例子会社)
稲葉健太さん(18歳、県立高等養護学校卒) 
山口優美さん(18歳、県立高等養護学校卒)
橋本雅至代表取締役社長 
岩城功之取締役統括部長
②南和広域医療企業団 南奈良総合医療センター(大淀町)
杉本篤哉さん(18歳、県立高等養護学校卒) 
辻本絵梨看護師長


【来賓】6名
福谷健夫副知事、西村高則副知事、大石健一教育長、川島亜喜良県総務部長
春木智博県福祉保健部長、福田信之大和リース(株)奈良支店長

【紙芝居】「35年目のラブレター」 中南真一さん(ひまわり)
制作:畑中廣之さん(元小学校教師)


【作品展示】4名

北口拓巳さん(29歳、奈良市、奈良西養護学校卒) 祭原良介さん(23歳、三郷町、奈良西養護学校卒) 今西芽さん(22歳、天川村、大淀養護学校卒) 坂元陽介さん(27歳、生駒市、奈良西養護学校卒)



【司会、受付、案内、会場係】県立高等養護学校1年生2名、ひまわり13名



ひまわりメンバーの司会で記念講演が幕開けしました。
オープニングは紙芝居「35年目のラブレター」。
奈良市春日中学夜間学級へ通い文字を獲得した西畑保さんの実話の紙芝居です。中南真一さんの感情のこもった朗読は参加者の心深くまで届きました。
水野雄仁ひまわりリーダーの理念朗読に続き、理事長の赤川義之はNPO法人を立ち上げ、15年間の思いを語りました。
来賓を代表して福谷健夫副知事、大石健一教育長、福田信之大和リース(株)奈良支店長からご挨拶をいただきました。
いよいよ記念講演です。
なんとチャレンジド株式会社さま、南奈良総合医療センターさまは、生徒のできる作業にしぼり、3回(5日、10日、10~15日)の職場実習をていねいに取り組まれました。両事業者はできないことに注目することなく、「できることを伸ばす」姿勢が強く感じられました。
採用された若者と事業所の方の強い信頼関係を感じられ、信頼関係が若者の意慾と成長につながっていることが実感できます。
◆障害のある社員(職員)
就労された若者がイキイキと語りました。
◎稲葉健太さん(なんとチャレンジド株式会社)
「社員のみなさんがやさしく教えてくれるのでここで働きたいと思いました」
「仕事を頑張ります」
◎山口優美さん(なんとチャレンジド株式会社)
「ていねいに教えてくれ、人のあたたかさを感じます」
「改善方法を一緒に考え、みんなで助け合っていきます」
◎杉本篤哉さん(南奈良総合医療センター)
「小さいころ入院してお世話になったので、病院で働いて役に立ちたいです」
U 「できる仕事を増やしたい」

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