職場実習

2011年 職場実習

2011年(平成22年)2月7〜9日【奈良東養護学校  病弱部2年生】

奈良交通 バス車内吊り・資料作成・社内便の仕分け等


酒井香衣さんへの御礼(直筆)

山野豊人事課長へのお礼状(直筆)

【職場実習の御礼(2月17日)】

竹中史郎 奈良交通(株)常務取締役(右)
山野豊 人事課長/ 酒井香衣さん(右)

●職場実習の御礼 参加者
榊原 俊彦  県立奈良東養護学校 校長
上田 栄治  県立奈良東養護学校 進路教諭
県立奈良東養護学校PTA会長
赤川 義之  NPO法人ならチャレンジド 理事長

「初めての実習受け入れでしたので、綿密な作業プログラムを考えました。バス会社らしい実習をと言われていましたので、オフィスワークに加えて体を動かすバス車内での広告物の中吊り作業を計画しました。何十台ものバス作業はしんどかったと思いますが、生徒はその作業を一番喜んでいまして、よかったなぁと思います。」
「指示したことは理解をしており、慣れるにつれ、徐々にスピードも速くなってきました。」
「ビジネスの基本は“挨拶と返事”ですので、それを体得していただこうと思いました。生徒本人もそのことが分かっているのですが、なかなか大きな声が出ません。言ってできることではないし、指導するということは難しいことですね。」

「昼食を一緒に食べながら、生徒とのコミュニケーションを積極的に取りました。最初、生徒は緊張していましたが、慣れると、スポーツ・歌などいろいろな話をしてもらい楽しかったです。」
「実習では、作業以前に生徒とのコミュニケーションをとることが一番大切であり、すべての基礎になることだなぁと実感しました。」
「小さい頃、同級生の妹が障害ある子でしたが、障害者だからと特別扱いするのは嫌いで、普通に接していました。」
「いろいろな実習を体験して、自分に合った仕事を見つけていただければうれしい!」

奈良交通(株)人事部・酒井 香衣さん

「生徒の礼状はとてもうれしい! 私たちの“宝物”です。」
「知らない大人のなかで、緊張しながら、よくやったと思います。」
「厳しい経営環境ではありますが、地域に密着したバス会社として、地域の皆さんのお役にたてるよう、できることは精いっぱい努力していきたいと思っています。」

奈良交通(株)山野 豊・人事課長

実習のお礼に行かせていただき、担当してくださいました方々とお会いし、その包み込むような温かくやさしい笑顔にとても安心感を覚えました。
自然に心を開き、ホッとできる。そんな会社の雰囲気に、きっと、実習に行かせていただいた生徒も居心地の良さを感じたことでしょう。
奈良東の生徒たちにとって、“出会い”というものは、とても大切なものです。“良い出会い”を重ねる事で、自信が持てるようになり、成長してくれます。
今回、“すてきな出会い”をくださいました奈良交通のみなさまに心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

県立奈良東養護学校PTA

奈良交通さんは、社会参加・就労への“学校”。
人事部・酒井香衣さんが中軸となり作成された実習プログラム(会社案内・ビジネスマナー・作業日程)は、すばらしい。各部署の小さな作業を集めひとつの仕事を創出した。
実習現場においても、ごく普通に生徒に接し、ポイントを得た指導等、実にさわやかである。
生徒と企業の方との確かな“こころの交流”を通して、初めて、生徒は自信を獲得した。
実習で生徒は元気になった。とてもうれしい!!

NPO法人 ならチャレンジド

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